(2011/03/28更新)
津軽農民組合
農民組合は農家の営農とくらしを守るために、1人ひとりの農民が力を合わせて要求を実現する農民の全国組織です。
津軽農民組合は現在1000人近い組合員がいます。ものの考えや支持する政党の違いを超えた農民組合の運動は農業を守る力となって大きく広がっています。
農民組合の活動
国保税(料)・税金の軽減
産直・朝市など地場流通の促進
全国の消費者と結びついたりんご(贈答用、自家用、被害りんご)の宅配、米産直(宅配、病院給食、米卸)、野菜、加工品の朝市を通して、生産者の手取りを増やす取り組みです。
肥料・農薬・資材の共同購入
「良いものを安く」、肥料・農薬・資材の共同購入でコスト削減。数がまとまれば独自の配合肥料もできます。
経営・負債・なんでも相談
特定調整、過払金返還訴訟でサラ金多重債務を解決。どんな相談もいっしょになって解決する立場です。
青年・婦人の活動
交流・学習会、手作り講習会など、農村婦人・青年の要求運動をすすめています。
食と農業を守る運動
りんごの加工対策・原料原産地表示
加工用りんごの価格安定対策の確立、9割を占める輸入果汁の原料原産地表示の義務付けを求めて省庁交渉、自治体・農協との懇談をすすめています。
輸入中止・生産費を補償する米価
年間77万トン(青森県生産量の3倍)のミニマム・アクセス米の輸入中止、生産コストの販売価格との差額を補てんする「不足払い」制度で1俵1万7000円の実現、備蓄制度の充実(200万トンの棚上げ備蓄)で米価と需要の安定をはかります。
農業再生のカギ 価格保障と所得補償
農業再生のためには、農産物の輸入自由化に歯止めをかけ、生産コストを償う価格保障と所得補償を柱にすえた農政への転換を求めています。
地域農業を守るために
地域農業を守るために国・県・市町村・農協などへのはたらきかけをしています。
生産者・消費者がいっしょになって
「学んで食べて交流」をモットーに生産者、消費者、労働者が定期的に食の安全性、農薬問題、米問題などについて学習会を開いて、手作りの料理絵を囲んで交流会をしています。
組合に加入すると
入会金:1,000円
組合費:月々2,700円(新聞代込)
青森県内に5つの農民組合
青森県内には津軽、西北五、青森市、東青、南部の5つの農民組合が集まって青森県農民運動連合会を結成、農民運動全国連合会に加盟しています。
<青森県内の農民組合>
津軽農民組合 西北五農民組合 青森市農民組合 東青農民組合 南部農民組合
<都道府県連合会>
青森県農民運動連合会
<全国組織>
農民運動全国連合会 国民の食糧と健康を守る運動全国連合会
~お問い合わせ~
津軽農民組合
〒036-8373
青森県弘前市藤代2丁目10-9
TEL 0172-37-0141
FAX 0172-36-7066